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October 13, 1998
子爵鳥居忠文の墓2
いよいよ子爵鳥居家宝域の解体修理工事が始まります。
このお墓はたいへん古くお参りする人が60年以上もいなかったため、この10数年の間に非常に荒れて、今年の6月に来たときには見るも無惨な姿でした。
先日、本駒込吉祥寺の事務を総轄する副司(ふうす)の寺倉大僧正にお会いし、私とこのお墓との縁や、五輪の塔に埋葬されている子爵鳥居忠文の先祖にあたる、観光院殿廓応泰然大居士と約束したことなどを話しますと、大僧正は心の広い人で、
「そうですか、そうですか。」
といいながら私がしたいことをすべて許してくれました。
五輪の塔の中から石組みをくずしながら成長したケヤキやヒバや桑の木も切り取られ、あとは塔全体を解体し、樹の根を取り去って、もう一度石組みをして終わりです。
なかなか手間暇かかる上に、江戸時代の塔の復元ですから高度な石工の技が必要になります。
そんな技術を持った石材店の手配も終わりあとは時間が過ぎるのを待つだけです。
これには当然、国産高級乗用車一台が買える程度の、経費がかかりますが、約束ですから医療法人神農会が全てを負担します。
そしてこのお金は患者である会員一人一人の汗と涙の結晶を由来としているものですから、みなさんも一度、どのようなお墓かお参りしてみてください。
私の仲間であるならば、この宝域に眠る人たちは歓迎してくれるはずです。
また将来仲間になりたい人も訪れると良いでしょう。
G.V. BLACK DENTAL OFFICEとの距離感がとても近くなるはずです。

向かって右より、子爵鳥居忠文の墓、観光院殿廓応泰然大居士五輪の塔(最もダメージがひどく解体修理が必要)、浄光院殿融妙礼大姉の墓。
雑木が取り払われて昔のようにやっと明るくなりました。
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