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確かな目で見つけましょう!

この手記もいよいよ

佳境にさしかかってきました。

今回から、数回に分けて

虫歯治療について

書いていきたいとおもいます。

歯科医が虫歯を治療するには、

まず、患者のどの歯のどの場所が

虫歯になっているのか

的確に把握しなくてはなりません。

虫歯は、どのようにして

見つけだすのでしょうか。

その答えは、

1,目で視る

2,レントゲンを撮る

この、2つの方法で見つけるのだそうです。

「直接目で視るときは、

歯に唾液がついてるとみつからないので

歯の表面を完全に乾燥させます。

それから、充分な光量の照明も必要です」

「学校で検診がありますよね」

「学校の講堂なんかでやる検診は、

ライトが不充分だし、

歯も唾液がついたままでやってるでしょう。

虫歯を発見できない要素が2つ揃ってる

んだからわかるわけがないんです」

「え〜っ、ホントですかぁ!?」

「反論する歯医者もいて、

探針でさぐれば

虫歯はひっかかると言います。

でも、生えてきたばかりの

永久歯は健康な歯でも

探針が刺さってしまう

ことがあります。

その刺した穴から

虫歯になってしまう

可能性もあるんです。

だから、

成長過程の小学生には

そんないい加減な検査は

しないほうがいいんです」

むむ〜ぅ。

皆さん、知ってました? 

びっくりですね。

「レントゲンはどうなんですか?」

「バイトウイングと呼ばれるもので

奥歯の隣りどうしの虫歯を見つけます。

前歯はふつうのでいいですが、

できるなら歯にレントゲンの光線が

垂直に当たるように調節できる

機械を使うのがいいですね。

XCPって言うんだけど、

アメリカでは常識です」

虫歯を発見するのには、

レントゲン写真を見極める

プロの目も必要なのだそうです。

この、虫歯の把握はGVBDO

(G.V.BLACK DENTAL

 OFFICE)では

初診の時におこなわれます。

その様子は第3回に書いてあります。

虫歯の治療がどのような環境で

おこなわれるかといいますと、

これまた第3回に書いてあります。

感染予防も含めてとても

重要なことだとおもいいますので、

その箇所をまるまるコピーしました。

いまいちど新鮮な気持ちで

読み返していただければとおもいます。

……………………………………………

シューカバーの説明のところでも

書きましたが、感染予防の第一は、

患者同士が共有するものをつくらない、

ということだそうです。

それで、G.V.BLACK 

DENTAL OFFICEの治療室には、

患者がうがいをするコップはありません。

うがい用のコップは

感染源になりやすいのだそうです。

うがいは出来ませんが、

きちんと治療の合間に

口の中をDRが何度も洗浄し、

洗浄した水もしっかり吸い取って

もらえますから不便はありません。

治療室でうがいはしませんが、

患者は、治療前に洗面所で

使い捨ての紙コップを使って

殺菌作用のあるうがい薬で

うがいをしなくてはなりません。

治療の前に口の中の細菌の数を

減らしておくようにするためです。

治療室の診療用イスや

ドクターチェアには

抗菌コートが施されています。

そのうえ、患者や治療者の身体が

触れる箇所にはすべて

ビニールカバーが掛けられています。

ビニールカバーは治療に使う器具や

薬品を乗せるトレー台や

ライト、コード類など、

とにかく身体の触れるもの

(唾液が飛び散る恐れのあるところ)

すべてにかけられています。

これらのカバーは、

ひとりの患者の治療が終わると

すべて取り除かれ、

器具は消毒されて

一定時間放置した後、

また新しいカバーを

かけなおすことになります。

これで、前の患者がバイ菌を

残したとしても次の患者への

感染が防げます。

患者が共有するものをつくらない

という観点から、

患者用のエプロンは当然ですが、

ミラー、探針、排唾管などは

すべて使い捨てです。

もったいないといいたいところですが、

感染予防はパーフェクトが

求められますから

いたしかたありません。

イスは使い捨てにするわけに

いかないのでビニールカバーを

掛けるワケですよね。

治療で使う空気(ぷしゅ〜っ! 

と吹きかけられるアレですね)も

タンクの中で滅菌された

状態で使用されます。

治療で使う水(じゅわわわわっ、

と洗浄に使うアレですね)も

フィルターを通して滅菌されています。

患者は治療を受ける際、

ラバーダムという

ゴム製のシートで口を覆われます。

歯の部分だけが表に出るように

するためのものです。

これは、削ったものや、

使用する道具などを患者が

口に入れないように

(飲み込まないように)するため、

また、患部に唾液が付かないよう

防止するために使われるのだそうです。

唾液1滴に1〜4億もの

バイ菌がいるそうですから、

唾液が付いたまま患部を塞いでしまうと…。

説明の必要はないでしょう。

また、治療者にとっては、

治療しやすいよう、

作業視野を確保するのに

役立つのだそうです。

治療者が使用するマスクは

患者ごとに交換されます。

ゴム手袋は同じ患者の

治療中であっても

30分に1回交換されます。

手袋の中は高温多湿で

細菌が繁殖するには最適の環境になります。

もし、手袋に穴が開いてしまい、

気づかずにそのまま治療を続けると

手の中で患者から染された細菌が

異常繁殖してしまうこともありえます。

その予防のため30分に1回交換する

必要があるのだそうです。

また、治療者はスキーのゴーグルのような

メガネも付けます。

これも患者ごとに交換されます。

……………………………………………………

この説明は虫歯治療の話しを進める上で

とても大事なものです。

特に、ラバーダムという言葉は

これから頻繁に登場しますので

覚えておいてください。

さて、それでは、虫歯の治療法は

どのようにして決められるのでしょうか。

A 前歯であるか奥歯であるか

B 噛み合わせの面にあるかないか

C 外から見えやすいところか

見えみくいところか

この3つの要素を判断して、

虫歯を取り除いた後に詰める材料を

決めるのだそうです。

そのなかでも一番重要なのはBの、

虫歯が噛み合わせの面に

あるのか

噛み合わせの面にないのか

ということだそうです。

噛み合わせの面にあれば、

見栄えよりも耐久性を重視して、

摩耗や圧力に耐えうる材料を

選ばなくてはならないということですね。

歯に材料を詰める方法は

2種類に分けらるそうです。

クラウンのように、歯型を取ってから

材料を歯に被せる方法を間接充填、

削った後そのまますぐに材料を

詰める方法を直接充填といいます。

(充填=物を詰めて、すき間などを埋めること)

「虫歯治療は、詰める材料ごとに

説明していったらわかりやすいよ」

と、山崎先生に助言をいただきましたので、

そのように進めていきたいとおもいます。

まずは、直接充填を重点的に説明しようかと

おもいます(ここ、笑うところですよ)。

直接充填に使う材料は、現在のところ

レジン、グラスアイノロマーセメント、

アマルガム、ゴールドホイルの

4種類があるそうです。

詳しい説明は次回からとさせていただきます。

ということで、今回はここまで。

第10回は、レジンについて

説明させていただきます。

つづく

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